「よーいドン!」の合図から数秒後。
聞こえてくるのは、「勝ったー」「負けたー」という言葉。どちらにしても楽しそう♪
そんな中、自分が負けて「〇〇くんの勝ちー」と叫ぶ子や、「〇〇くんにはじめて勝った!」と驚きながらも喜ぶ子など様々です。
いずれにしても、素直に応援したくなります!
子供はみんな正直なのか?
正直な子の方が圧倒的に多いのですが、3歳でも4歳でも嘘をつく子がいるのが現実です。
大人でもそうですが、悪いとわかっていながら隠し通そうとする嘘は、残念で仕方ありません。
とは言っても、叱ったり注意したりして解決できるものでもないと思うし(何ならエスカレートするだろうし)、他人がどうこうできる問題でもないと思うので、そんな子に対しては私の場合、3歳児なりに自問自答できるような言葉を投げかけます。自分自身に対しての意味も込めて。
リベリアの19歳青年、「正直大使」に任命!
正直者がバカをみる!
よく聞くフレーズですが、本当にそうなのでしょうか?
- 短絡的な考えで自分のメリットしか考えない人
- 他人を騙してでも得をしようとする人
- 正直に全てを話したら怒られると思っている人
正直者がバカをみる!が本当なら、上記のような人が成功するのでしょうか???
先日、興味深いニュースを見たので紹介します。
<リベリアの19歳、拾った5万ドル(約570万円)盗まず持ち主へ>
バイクの運転で生計を立てているという19歳の青年が、運転中にレジ袋に入った現金5万ドルを見つけました。ラジオでその5万ドルを探している持ち主を知り、お金を届けたというお話です。
リベリアは西アフリカにある国。リベリア人の44%の生活費は1日1.9ドル(約220円)以下。この5万ドルがあれば、リベリアでは70年間生活できちゃいます!
友達からは、「バカだなー。お前は一生金持ちになれない!」などと言われたそうですが、正直者がバカをみる!という世の常識を覆す出来事が起こりました。
何と、
- 元サッカー選手でもある大統領が青年と面会
- 正直にお金を届けたことをたたえて1万ドル(約110万円)を提供
- 修士課程修了までの奨学金の提供
- 「正直大使」に任命し、月給500ドル(約5万7000円)を支給
という、誰もがビックリなことになりました。
青年の夢は、医師か看護師になることだそうです。
正直者が最後まで生き残る!
正直者がバカをみる!は、あながち間違いでもないとは思うけど、自分自身は正直でありたいと思う。
- 正直者が得をすることは少ないかもしれないけれど、損もしない。
- 正直者は信用貯金が貯まる。
- ズル賢い人と永く付き合いたいとは思わないけど、正直者とは一緒にいたい。
- 正直者は信頼される。
と、個人的には思います、
リベリアのニュースと同様のことが自分に起きる確率は、限りなくゼロに近いでしょう。
しかし、「成功の秘訣は誠実さ」ということは学術的な億万長者研究でも明らかにされているのです。
クラスの子どもたちを見習って、正直さポイントを貯めていこうと思います。
正直=信用 信用を失わないように、正直に誠実に♪
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