某小学校のサッカーチームに入っているというAくん(小2)。
パッと見の運動神経はかなり良い。
きっと、サッカーも上手なんだと思う。
でも、、、
苦手なことが出てくる、出てくる。
日本のとあるチームの練習事情。
Aくんに、チームでどんな練習をしているのか聞いてみました。
気になる内容は、、、
はじめにボールを使った鬼ごっこをして、その後はパスとかシュートの練習とかサッカーの練習をするんだって。最後にミニゲームとかするんだって。
鬼ごっこは毎回同じルールで練習時間は全部で2時間。
Aくんが、運動によって得意/不得意の差が激しい理由がわかりました。
ドイツのとあるチームの練習事情。
Aくんと同じ年代のドイツのとあるチームの練習時間は、1回当たり45分。
ボールを使うこともあるけれど、練習の半分以上はボールを使わない運動(遊び)。
日本の長時間練習に対して、サクッと短時間練習。
サッカーの技術力向上に力を入れる練習に対して、サッカーの土台を築く練習。
このチーム、試合になるとパスが良く通るんだって。
*小学校低学年だと、大体ボールに人が集まる団子状態になっちゃうみたいだよ
言葉のひとり歩きになってないかな?
最近、「コーディネーショントレーニング」という言葉をちょこちょこ聞くようになりました。
それっぽいことをしているのも目にするようになりました。
広まっていくのは良いことだと思うし、大事なことだと思うけど、表面だけ切り取って、ミヨウミマネデやってるとしたら、危険だなとも思いました。
*プログラミング教室という名のロボット作り教室が多いように
ちょっと前に流行った「糖質制限ダイエット」。
ダイエットと言えば「糖質制限」と信じ、やってはみたものの、終了後に大打撃をくらったという人は、私の周りにたくさんいます。
サッカーがうまくなる!スポーツがうまくなる!運動神経が良くなる!と言えば「コーディネーショントレーニング」と言って、いくつかの限られた種目だけを指して一生懸命練習しているとしたら、要注意です。
糖質制限=ダイエットではありません。
その種目=コーディネーショントレーニングではありません。
ダイエットの先にある健康体には、食事だけでもなく、キツイ筋トレだけでもなく、食事なら摂る時間帯や量、栄養バランスなど様々な要素が関係してくるはずです。睡眠やストレスも関係します。もちろん、筋肉や運動、休養も。
「コーディネーショントレーニング」という言葉に囚われていませんか?
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