KTラボ運動教室では、子どもたちにアレコレ教えない&口うるさく言わないように気をつけています。
だから尚更気になってしまうのが、体験会での保護者の方の言動。
ついついなのか、いつもなのかは知りませんが、グッと我慢する(大人が)のも大事ですよ!
というお話です。
正解を教える親
コオーディネーショントレーニングでは、運動の中で頭を最大限働かせます。
言い換えると、脳みそをフル回転させるような運動を行います。
だから当然失敗もするのですが、、、
体験会では、失敗した瞬間に「そうじゃないでしょ」とか「こうだよ」とかいう声が聞こえてきます。
ついつい出てしまったのか、いつものことなのかは分かりません。
ただ、子どもの考える力を育みたいなら何も言わず我慢して見守りましょう。
失敗って良いことですよ
失敗=悪いこと、そう思っているのは大人だけかもしれません。
子どもたちは、失敗が悪いことだなんて思っていませんし、そもそも失敗だなんて思ってません。
失敗した子どもにアドバイスをし、「黙ってて!」と言われたことはありませんか?
子どもは子どもなりに、次はこうしてみよう!とか、あれはどうかな?と、工夫しています。
まだ見ていない映画のラストシーンを友達がペラペラ話しだしたら、誰だって「黙っとけ!」と思うハズ。
1つのことができるようになるのは大事なのですが、その過程がとっても大切なんです。
映画だって、山あり谷ありドラマがあるから面白いんです!
教えない
できるようになるまでの過程を大切にしているからこそ、はじめから「教える」ことはしません。
運動は、次から次へと提案していきます。
イメージがしっくりくるかは分かりませんが、こんな感じです。
「教える→できる」=教えたことしかできない
「教えない→できた」=次から次へとできるが増える
自分で考えられるようになるから、経験値が貯まるから、工夫できるから、応用がきくようになるから、結果として何でもできるようになっていくのです。
おしまい。
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