公園やカフェで聞こえてくる子育てママさんたちの会話は、ホッコリ系、ちょっと笑っちゃうもの、マウント合戦と様々です。
注：聞いてる訳ではありません。聞こえてくるのです。
その中でも気になるのは、
- うちの子はちょうど１歳で歩きはじめた！
- うちは10ヶ月
- うちは１年半で遅かった
- うちは、、、
早いのが良いこと、早いのが凄いこと、１日でも早く歩いてほしくて仕方ないと言わんばかりです。そんな会話が聞こえてくる度に、パーソナルトレーナー歴15年以上の私は、「医療費がかさむよ～」と心の中で思ってしまいます。
歩きはじめるのは遅い方が良い！
たくさんハイハイをさせてください！
とにかくたくさんハイハイをさせてください！
何でも早い方が良いと思うのは、ちょっと違うんじゃないかなと思います。早く歩けるようになるということは、ハイハイ期間が短いということ。つまり、足腰や体幹を鍛えている時間が短かったということです。
人間は、２足歩行の生き物です。足腰が弱かったら、力強く立つことも歩くことも難しいのではないでしょうか？体幹がふにゃふにゃだったら、バランスを崩しやすかったり、重力に負けて姿勢が崩れやすかったり、疲れやすい、転びやすいのではないでしょうか？
早く歩けるようになった子あるある。
あくまでも私の体感ですが、すぐに「疲れたー」と言う子は多いです。そして、平らなところで転ぶ子も年々増えているような気がします。
転んで歯が折れたという話もよく聞きます。これなんて正に、とっさにハイハイの姿勢がとれないからではないかと思っています。転んで手をついたら骨折したなんて話もよく耳にします。
＊実際、親御さんにお話を伺ってみるとハイハイあまりしていないと聞くことの方が多いです
逆上がりができない子が増えている感じがするのもハイハイと関係あるんじゃないかなと個人的には思ってます。
もっとハイハイをしていたら、、、
ハイハイが少なかったからケガをした、十分ハイハイしていたからケガをしなくて済んだと比較することはできませんが、できるだけ広い場所で、捕まるところなど何もないところで、ハイハイしかすることがない状態でたくさん遊ばせてあげてください♪
ハイハイ期間が過ぎた子はどうしたらいい？
今は目にしなくなったジャングルジムがあれば良いのですが、 ハイハイしないと登れないような山をお布団か何かで作ってあげてください。手足で登るような山がある公園に行くのも良いかもしれません。
ハイハイ期間がカラダへ及ぼす影響は明らかになっていなかったと思うので、ここに書いてあることはイチ意見と思って聞くくらいにしてください。
正解探しではなく、より良いと思う方へ進んでいきましょう♪
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