センスってどうやって磨くのだろう?と思ったことありませんか?
靴磨きのように、クリームを塗って、キュキュッとやって、ピッカピカに磨けたらいいんですけどね。
毎日リフティングの練習してるのに、毎日ドリブルの練習してるのに、練習の割に上達しないなと感じている皆様へ。そして、もっともっと上手になりたいと思っている皆様へ。
どんなに技術を教えても〇〇がなかったら上手くならない
まずはこちらをご覧ください。
サッカーの本田圭佑選手のツイートです。
ここに書いてある身体能力を、私はコオーディネーション能力と捉えます。コオーディネーション能力って何?と思った方は、このブログのカテゴリーの中の「コオーディネーション」の記事をご覧ください。
サッカーが上手になるには、サッカーボールを扱う以前の問題として
- 空間認識能力
- 相手の動きを予測する能力
- ゴールまでの距離感
- パスの強さ
- フェイントの素早さ
- コートを俯瞰して見る能力 など
様々な能力が必要です。
また、それに伴ったフィジカルの要素も必要です。
サッカーに限らずスポーツに夢中になると、ついつい見栄えの良い、カッコイイ技術の習得ばかりに目を向けがち。技術的な練習ばかりしがちですが、コオーディネーショントレーニングの本場ドイツ(ライプツィヒ)で学んだ者としては、本田選手のツイートに共感しかありません。
RBライプツィヒというチーム
私がコオーディネーショントレーニングの勉強ではじめてライプツィヒを訪れたのは7年くらい前のこと。当時のRBライプツィヒはブンデスリーガ(ドイツのプロサッカーリーグ)の2部でした。
2009年にブンデスリーガ5部からはじまったこのチームは、毎年着実に昇格し、今では1部の首位争いをするほどの力を持っています。その強さの秘訣は、コオーディネーショントレーニングにあると言っても過言ではないでしょう。
今でも記憶に残っているのは、RBライプツィヒが格上のチーム相手に巧みなパス回しをしているシーンです。
試合当日の天気は雨だったか、雨上がりだったか?とにかくピッチの状態は悪く、滑りやすい状況でした。 そんな悪条件も何のその、相手チームがパスミスを繰り返す中、晴れの日同様のプレーを繰り広げていたことを覚えています。
悪条件の中だったからこそ、コオーディネーション能力の差をハッキリと認識することができました。
サッカーボールばかり蹴っていてもサッカーはうまくならない
- 裸足でボールを蹴ったことはありますか?
- テニスボールやラグビーボールを蹴ったことはありますか?
- スポンジやビニール袋を蹴ったことはありますか?
- ペンやノートを蹴ったことはありますか?
一例として、「蹴る」を出していますが、蹴るだけでもバリエーションは無限にあります。
蹴る以前に、裸足で屋外を走ったことはありますか?
やってみよう
輪っか DE キック‼
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