褒めて伸ばす!っていうけれど、どんな時にどんな風に褒めてますか?
常に褒めれば良いというわけでもありません。
クラスの子どもたちを見ていると、大人より褒めるの上手だな~と思うことが多々あるのでシェアます。
まず褒める
コミュニケーションの第一歩として良く言われるのが、まず褒める。当然ですが、いきなり文句や愚痴を言ってくる人とはあまり話したいと思いませんよね。
挨拶して沈黙。。。いつも気まずい雰囲気になってしまうと悩んでいる人も少なくないと聞きます。ネットで完結の今の世の中なら、なおさらかもしれません。
褒めるのが得意な人もいれば苦手な人もいると思いますが、努力で何とかなる問題!
子供たちを見習って、コミュニケーションを円滑に行っていきましょう♪
- あ、恐竜だ!(Tシャツを指して)
- この靴カッコイイね~
- 髪切ったの?
- 私も持ってる など
子供は、見たまま・感じたままを素直にそのまま表現します。特に興味のあるものへの食いつきは超一流。まずは、目に留まったものに「いいね」をプラスして言葉にしてみましょう。
- そのTシャツ、いいね♪
- その靴、いいね♪
- 髪切ったの?、いいね♪
- 同じの持ってる、いいよね♪
たったこれだけ、簡単ですね。
行動を褒める
上記のように、見た目を褒めるのはとっても簡単。次は、相手の行動を褒めてみましょう。
とあるクラスでの出来事です。いつもは自由奔放でやりたいことをとことんやり、負けず嫌いでちょっぴりオラオラ系の〇〇くん。はじめましての子がクラス参加したときの関わり方が最高でした!
「さっきの凄いね!速かったよ(走るの)」「今の良かったね」
こんなこと言われたら、自信になるし、自己肯定感も高まりますよね!!
いつも、「僕の勝ちー」と連発している〇〇くんの見たことのない一面に、すっかりファンになってしまいました。賞賛も承認もできる5歳児ってなかなかいないはず(大人でも難しい)。
損得抜きに、素直に表現できるってステキですね♪
こんな褒め方はNGです
それに引き換えといっては何ですが、損得勘定ありきで褒めがちなのが多くの大人たち(私自身も気を付けています)。
「凄いね!良くできたね!、じゃあ、〇〇しようか」
大人が自分の(言うことを聞かせる)ために褒めるパターンです。実はこれ、注意して聞いているとかなり多いんです。口では褒めているけれど怒っているのと同じ意味合いの褒め言葉を発していることもあったりします。
子どもは言葉の裏にある目的まで敏感に感じとっていますよ。
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