風邪の季節、冬。
ちょっと風邪ひいたみたいなんだけど、幼稚園や習い事は行っても大丈夫?
と思う方も多いのではないでしょうか。
風邪のひき始めは、運動して汗をかけばすぐ治るなんて話も聞くし。。。
今回は、運動系の習い事と風邪での出欠のラインを考えていきたいと思います。
咳が出ているなら休むべし!
結論から言うと、「ちょっと風邪ひいた」の度合いにもよりますが、個人的には咳が出るなら休んだ方がいいと思います。
理由は簡単。
酷くなることはあっても、良くなることはないから。
子供は少し咳が出ているくらいなら、「大丈夫!」「行くー!」と言うでしょう。
好きで通っている習い事なら、なおさらです。
そして、全力で走り回った結果、咳が止まらなくなり、苦しそうにしています。
そんな子に限って、2週間も3週間も咳込んでいたりします。
最悪の場合、喘息にはじまり肺炎になるなんてパターンも考えられます。
風邪のひき始めに運動した方が良いというのは本当か?
これは、本当です。
しかし、いくつか前提をそろえる必要があります。
まず、風邪のひき始めとはどういう状態かというと、「寒気がする」とか「喉がイガイガする」などが挙げられます。個人差もありますので一概にこれだとは言いきれませんが、いつもとちょっと違う感じです。
次に運動ですが、この場合の運動は、軽めの運動を指します。具体的には、「ストレッチ」や「ウォーキング」が挙げられます。
*運動の目安は20~30分程度
なので、イメージとしては、
・何だか寒気がするから肩回しをしよう
・喉がイガイガするから早歩きで帰って休もう
といった具合いです。
こんな感じで、風邪のひき始めに軽い運動をすることで、体内でNK細胞というウイルス撃退の免疫細胞が活性化し、風邪が治ると言われています。
たかが風邪、されど風邪。
ちょっとの風邪くらいで習い事を休ませてなんかいられない。家にいればどこか連れてってと駄々をこねるし、休むにしても振替やらなんやら調整するのが面倒だし。。。
風邪で休まない理由を並べるのは簡単です。
でも、休まないことによる損失が予想以上に大きいことを理解していますか?
喘息になって、呼吸困難に陥るほど苦しくなってから気づいても手遅れです。
喘息にならないまでも、風邪がダラダラ長引いて日常生活に支障をきたした経験がある人も少なくないでしょう。
家族全員に風邪が移って、カラダだけにとどまらず経済的ダメージも大きかったなんてこともあるでしょう。
自己管理ができていないと思われたり、他者への配慮ができない人だと思われても仕方ありません。
筋肉の貯筋残高が減り、実際の貯金残高も減り、信頼貯金までも減る、トリプルダメージです。
余談ですが、腰痛による経済損失は3兆円とも言われています。肩こりも3兆円。
データはありませんが、風邪による経済損失もなかなか大きそうな予感がします。
実は、最重要とも言える休養。
風邪のひき始め、あなたならどう対処しますか?
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