一生懸命教えても、なかなか巧くならない。
自分の教え方が悪いのかなぁ。。。
と思っている指導者の方。
がんばって練習しても、全然できるようにならない。
センスが無いのかなぁ。。。
と悩んでいる方。
どちらも間違った考え方かもしれません!
あなたが取り組んでいるスポーツと、一度離れて考えることが上達のヒントになるかもしれません。
今回は、様々なスポーツで必要な「回り込む」をテーマに解説していきます♪
ボール(相手)の正面に回り込む
野球でゴロを捕るとき、まずはしっかりボールの正面に回り込むかと思います。
*やったことないけど
バスケでパスを受けるとき、まずは飛んでくるボールに対してカラダが正面を向くようにしてキャッチするかと思います。
バレーでトスを上げるとき、しっかりボールの下に入るかと思います。
ドッジボールでボールを受けるとき、キャッチしやすいようにボールを正面で受けると思います。
テニスもバドミントンも卓球も、ボールを打ち返せる位置に移動すると思います。
わかってはいるけど、そもそも苦手だったり、試合になると対応しきれなかったりといったことが起こるでしょう。
特にそもそも苦手な方、様々なボールで、様々なスピードで、遊びとして下記YouTubeのマネをしてみてください!
*1′35″~2′21″
赤ちゃん用のトンネルが便利です♪
ハイハイで使うもよし、隠れ家として使うもよし、トレーニングツールとして使うもよし。
工夫次第で意外と長い間役立つアイテムです!
スポーツと切り離して考える
ついつい、スポーツの中で習得しようと思いがちですが、切り離して考えることが大切です。
スポーツの技術と「回り込む」チカラは別の物。
スポーツのスキルとしてやるから出来ない、思うようにいかないことが多いんです。
クラスでは、「回り込む」ことを教えてはいません。
子供たちがどうやったらできるか、やりやすいか、自分で考えて運動しています。
教えすぎると下手になる?
「教える」ことが全て悪いとは思いませんが、教えすぎは注意が必要かなと思います。
私が目指すのは、教えてパッとできる状態。
教えたことを、一生懸命、毎日何百回も練習して、ようやくできるようになることではありません。
*それが必要なときもある
教えれば教えるほど、それしかできなくなる可能性が高くなります。
応用できない、自分で考えられないことにもつながります。
がんばって習得したのはいいけど、間違って覚えてしまったなんてことになったら再習得は大変です。
「教えないこと」をリストアップしてみませんか?
おしまい。
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