今回は、考え方のお話です。
「同じものを見ていても、全く別の捉え方をする」
というのは、よく聞く話。
何が良い/悪い、どちらが正解/不正解という訳ではなく、
その人にとってはそれが正解であり現実です。
マザーテレサは、こんな明言を残しています。
思考に気をつけなさい、
それはいつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい、
それはいつか行動になるから。行動に気をつけなさい、
それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい、
それはいつか性格になるから。性格に気をつけなさい、
それはいつか運命になるから。
自分の思考の癖を知るきっかけや見つめ直す機会にしてみてください。
不仲の両親の元で育った子どもの話。
物心つく前からケンカの絶えない両親。
毎日毎日怒鳴り声の嵐。
そんな家庭で育った2人の兄弟は、やがて成人し、別の道を歩んでいきました。
お兄ちゃんは、「お父さんお母さんみたいに毎日ケンカするくらいなら結婚なんてしたくない!」と、人里離れた村で1人でポツンと暮らしています。
弟は、「お父さんお母さんみたいにケンカばかりは絶対嫌だから、自分は笑顔の絶えない家庭を築く!」と、家族みんなで毎日楽しく仲良く暮らしています。
あなただったら、どう考え、行動しますか?
注:1人暮らしが悪いわけでも、家族で暮らすことが良いわけでもありません
コップの水は残り1口
コップに1口分の水が入っています。
あなたは、どう思いますか?
・コップに1口分の水がある
と思った人は、事実をそのまま受け取る人でしょう。
人によって、状況によって、考え方によって、受け取り方は様々です。
・もう少ししかない
・誰かの飲み残しかな?
・貴重なお水が残ってて良かった
・早く飲んじゃおう
・新しいのを貰おう
麦茶とトマトジュースしか飲まない子(お水は嫌い)
真夏の公園で汗だくで走り回って、ちょっとひと休み。
「喉が渇いたー!」とリュックを開けると、水筒がありません。
「喉渇いた!喉渇いた!!喉渇いた!!!」と連発する子ども。
すぐそこの自動販売機でトマトジュースを買う親(お水はあったけど)。
「麦茶がなかったからトマトジュースでいい?」と言って渡します。
*お水が好きになるチャンスだったのに
グビグビ飲んでおいて、「お茶がいい」という子。
10分離れた所(公園の外)になら、コンビニがあります。
「コンビニで買ってきて」という子。
あなたなら、どうしますか?
KTラボ運動教室YouTube
KTラボ運動教室では、SNSに子どもたちの写真や動画を載せています。
レッスンは子どものみで行うので、「レッスンの様子が分かってありがたい」とか、「楽しそうにやってる姿を見れるので嬉しい」というお声をいただきます。
一方で、言われたことはありませんが、「けしからん!」と思ったり、「あり得ない」と感じる方もいるでしょう。
まとめ
好き/嫌いは自由でいいと思います。
ただ、そう考え続けてきた結果、今が(もしくは未来が)どういう状況かは、受け止める必要があります。
アメリカを代表する哲学者であり心理学者でもあるウィリアム・ジェイムズは、こう言っています。
心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
もし、現状や将来、性格に不安や不満を感じるなら、考え方を見直すのも1つの方法かもしれません。
- 自分を軸として考えているか?
- 全て他人や他の何かのせいにしていないか?
- リスクに対してリターンはどれくらいか?
考え方は、癖です。
おしまい。
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