伝承遊びはコオーディネーション要素が盛りだくさん♪
と言われても、伝承遊びって何?という方の方が多いはず。私も数年前まで知りませんでした。
でも、鬼ごっこやかくれんぼ、けん玉、お手玉と言われれば、懐かしい記憶とともに思い出す方がほとんどではないでしょうか。
古くから伝わる子どもの遊びを、伝承遊びと言います。
「だるまさんがころんだ」も、その1つ。
今回は、だるまさんがころんだ と コオーディネーション能力 について解説していきます!
レベル1
シンプルな「だるまさんがころんだ」。
「はじめの一歩」から始まる、だるまさんがころんだ(スッカリ忘れてました)。
鬼が振り向くのと同時に、動きをピタッと止める、アレですね。
難しくいうと、聴覚や視覚で情報を得て、それを元に自分が動くのか止まるのか判断し、行動に移します。100m走の「よーいドン」と同じく、反応能力が必要とされます。
鬼によって、言葉の速さや間の取り方はバラバラなので、シンプルな だるまさんがころんだ でもコオーディネーション能力は高まります。
レベル2
今回は、輪の中だけ進むというルールをプラスしてやってみました。
子どもたちは、ルール説明を聞き、「何それー、難しいじゃん」と言っていましたが、結果はいかに。
結論、鬼の言葉が速くて、できないぃぃぃぃ(動けない)と泣き出す子がいたり、シンプルバージョンの時の感覚で猛スピードでダッシュして、止まる時に輪からはみ出してしまったり、逆に1歩ずつ慎重に進んでみたりと、見ている私も学び満載の時間になりました。
いつもシンプルな だるまさんがころんだ をやってるなという保育園・幼稚園の先生がいたら、是非アレンジしてやってみてください!
ほんの少しの工夫やアイディアが、子どもたちの運動能力が高まるきっかけとなります!
うちではこんな風にやってるよ!というのがあれば、是非シェアしてください♪
子どもの運動能力向上とコーチのアイディアの追いかけっこ
注:イカゲーム(ドラマ)にあやかってやってるわけではありません。
だるまさんがころんだ も 鬼ごっこ も、他の遊びや運動も、様々なバージョンで行っています。
子どもの運動能力に合わせて遊びもレベルアップしていくイメージです。
”たかが遊び、されど遊び”
武器を持たずにお城を攻め落とすことはできません。でも、コオーディネーション能力が低いまま、スポーツに挑んで、自分は運動(スポーツ)が苦手という人はたくさんいます。
多くの人は、スポーツが苦手なわけでも運動音痴なわけでもありません。遊び~スポーツの途中をすっ飛ばしてしまっているだけなんです。
よく遊び、よく遊べ!!!
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