ヘリコプターペアレントって聞いたことありますか?
はじめて聞いたとき、本気で「ヘリで登場するリッチな親」じゃないかと思いました(笑)
Wikipediaによると、
ヘリコプターペアレントとは、特に教育機関における、子ども自身のことや、その経験、問題に対し、過剰なまでの注意を払う親を指す。この名称は、ヘリコプターのように「頭上をホバリング」し、子どもの生活のあらゆる側面を絶えず監視している様子から名付けられた。ヘリコプターペアレントは、社会的交流を含めた生活のあらゆる面において、子供を厳格に監督することが知られている。
Wikipedia
とあります。
ヘリコプターペアレントの子育ての影響は、子どもたちに長期的なメンタルヘルスの問題を生じさせることを示唆し、その問題は、生涯にわたり続く可能性があるそうです。何と、その衝撃は死別の経験に匹敵するほどの事だそうです。
なぜ、ヘリコプターペアレント化してしまうのか?
親の言い分としては、簡単に言うと「その方が自分(親)がラクだから」。
14歳から18歳の子どもを持つヘリコプターペアレントを自覚した親の多くが、自らが問題を処理した方が簡単に片付くため子供に物事の処理をさせなかったとアンケートに回答しています。また、ヘリコプターペアレントである親やヘリコプターペアレント支持者は、制限的で力強い子育てスタイルが、規律を身につけさせる可能性があると主張しているとのことでした。一方で、そのような形態の子育てが10代の反抗期を招き、20代の反抗期にまで及ぶ可能性はすでに実証されています。
ついつい過保護になってしまうのは、少子化の影響もあるかもしれません。昔のように、5人・6人兄弟が当たり前の時代は、良くも悪くも子供1人1人に向き合う時間は無かったでしょう。しかし、現代では1人っ子も多く、どう考えてもその子に目線が集中してしまいます。
感情面への問題ばかりでなく、意思決定の困難さに影響を与えたり、学業成績の低下を招いたり、 リーダーシップ能力へ悪影響を及ぼすこともあるそうです。
『可愛い子には旅をさせよ』ということわざがあるように、可愛いからこそ見守ろう!
ヘリコプターペアレントあるある
あっ、子どもが転びそう!!!
ダッシュで駆け寄り、抱き上げて、ギリギリセーフ。そんなことってありませんか?
私はたまに見かけます。
ケガをしないように、服が汚れないように、ギャーギャー泣かないように、様々な思いがあるかもしれませんが、直接的なケガ(痛み)以外は全て親自身のため。
実は、KTラボ運動教室の体験会でも、たまーに見かけます。
やってみよう!というコーチの提案に対して、自分の子どもが出来ないと正解を教える親、子どもがちょっと間違うと口出しする親。各家庭の教育方針に口出しするつもりはありませんが、KTラボ運動教室では間違いも失敗も良しとしています。もっと言うと、正解をこちらから教えることはしていません。
なぜなら、考える時間が大切だし、失敗したその瞬間が貴重な経験だから(詳しくはまたの機会に)。
*親切丁寧に手取り足取り指導してほしいという方は、他の教室に行くことをオススメします♪
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