カレーは食べ物です。
唐揚げも食べ物です。
シチューも食べ物です。
ハンバーグも食べ物です。
お寿司も食べ物です。
ケーキも食べ物です。
これらの食べ物を指して、「違いは?」と聞かれたら、多くの人は
和食なのか、洋食なのか、中華なのか、分類できるでしょう。
食材を見て、緑黄色野菜なのか根菜類なのか豆類なのかという分類も可能でしょう。
食べ物については学校で教わるから最低限わかるけど、運動の場合はどうでしょう?
体力・運動能力って何?
体力・運動能力という言葉は聞いたことがあるし、学校で握力とか50m走とかボール投げとか測定したりするから知ってはいるけど、説明してって言われたら難しいような気がしませんか?
体育学部卒の私も、大学卒業時にそんなこと聞かれたとしても、きっと「わからない」と答えるでしょう。
だって、教わってないから。
食べ物と同じく、自分のカラダに関係することなのに、不思議です。
そう思うようになったのは、コオーディネーション理論を学ぶようになってから。
運動能力を高めるコオーディネーショントレーニングの考え方では、大前提として体力と運動能力を明確に分けています。
体力・運動能力とは
体力(筋力)は、チカラやエネルギーに関係するもの。
運動能力とは、チカラが関係しない能力(コオーディネーション能力)やスポーツ技術など。
例えば、リズム感やバランス能力、なわとび、リフティングなど。
前提って大事だよ
共通認識できる前提があるから、話が先に進められますし、話の内容を理解しやすくもなります。
おそらく、「体力」と「運動能力」の違いは学んでこなかったと思うので、このブログを読む皆さんは前述を共通認識として持っていてください♪
それを踏まえて、これまでのコオーディネーション関係の記事を読むと理解が深まるかもしれませんね。
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