コオーディネーション

雑巾がけ VS お掃除ロボット

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コーディネーション

時間をかけてでも機械にはなかなかできない隅々まで雑巾がけをするのか、時間をお金で買うのか、というお話ではありません。

雑巾がけって最高のトレーニングだったよね。お掃除ロボットも良いトレーニングだね!というお話です。

雑巾がけ

実は、最強のトレーニングなんじゃないかと思っています。

昔、縁側や廊下の雑巾がけが当たり前の時代がありました。

  • バケツに水を汲み
  • 雑巾を絞り
  • 雑巾がけを何往復もし
  • また雑巾を絞る

これだけ見ても、体力はつきそうだし、コオーディネーション能力も上がりそうな感じしかしません。

細かくみていくと、バケツに水を汲んだら、おそらく水道は少し高い場所にあると思うので、子供なら一旦バケツを持ち上げて、自分の足元に下ろすでしょう。この時、シンクの淵にでもバケツをぶつけてひっくり返すわけにはいきません。そうです、空間認識能力が必要なのです!

そして、水の入ったバケツを運びます。こぼさないように気をつけながら。重たいバケツを空中でキープするには、筋力的な要素も必要ですし、バランス能力も必要です。

ここまででも、様々な要素が含まれています。

そういえば保育士さんに聞いたのですが、最近は雑巾を絞れない子がほとんどなのだそうです。雑巾がけで歯が折れたという話も聞いたことがあります。昭和では考えられない話。

せめて小さいうちだけでも昔のように毎日毎日雑巾がけをする機会があれば、足腰も鍛えられ、滑りやすい状況や滑りにくい状況で力加減を覚え、各種コオーディネーション能力が備わることでしょう。仮にハイハイをほとんどしなかった子でも、流行りの “走って転んで手が出ず骨折” 事件は格段に減るでしょう(個人的予測)。

こちらも合わせてご覧ください♪

お掃除ロボット

雑巾がけほどメリットはありませんが、人間お掃除ロボットは当教室で雑巾がけに替わるトレーニングになっています。

スムーズに、スピーディーに進む子もいれば、全然動かない(進めない)子もいます。これが好きでエンドレスの子もいれば、すぐに疲れたと言ってやめる子もいます。ムダな力を入れすぎて大汗かいてる子もいます。

お掃除ロボットだけでなく、自動ドア、車社会、エレベーターなど、生活が便利になった分だけ人間の能力は低下していきます。対処しなければ、便利さの分だけ・年齢を重ねるにつれ、カラダに不自由を感じるでしょう。

大人になってからでも、おじいちゃん・おばあちゃんになってからでも、ある程度運動能力は向上(取り戻す)しますが、子どものうちにやっておくに越したことはありません。そして、早ければ早いに越したことはありません。

子どものうちから介護予防!

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