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ランドセル症候群って聞いたことありますか?

「〇〇症候群と言えば?」と言われて何を思い浮かべますか?

サザエさん?
ピーターパン?

ランドセル症候群は初耳でした。

Wikipediaによると、

症候群(しょうこうぐん、英: syndrome、シンドローム)とは、同時に起きる一連の症候のこと。 原因不明ながら共通の病態(自他覚症状・検査所見・画像所見など)を示す患者が多い場合に、そのような症状の集まりに名をつけ扱いやすくしたものである。

とのことです。

それを踏まえて、ランドセル症候群について解説していきます。

ランドセル症候群ってなに?

いきなり本題ですが、ランドセル症候群とは、一般的に自分の身体に合わない大きさや重さのランドセルを背負ったまま長時間通学することで起こる心身の不調を表す言葉のことをいいます。

あくまでも、わかりやすく命名した言葉なので、1つ1つの症状は

  • 肩が痛い
  • 腰が痛い
  • 重くて学校に行くのが嫌

などです。

個人的には、ランドセル症候群という言葉を聞き、そんなに弱っちい子が多いのか!と思いましたが、それだけではないのでしょうか。

3人に1人が重いと感じているランドセル

ランドセルってそこまで重かったっけ?

ランドセルをブンブン振り回したり投げたりしていた記憶はあるけれど、、、

実は、ランドセル自体の重さはそれほどではありません。
物にもよりますが、1.2kg前後です。

牛革だと重いのでは?という声も聞こえてきそうですが、大手メーカーのランドセルの合皮と天然皮革の重量差は200gです。背負ってしまえば200gの差なんてわかりません。

やはり、弱っちい子が増えただけでしょうか?

一般社団法人 日本鞄協会 ランドセル工業会の2018年のデータによると、1~6年生の荷物のみ(中身)の重さの平均は4.7kg。ランドセル本体の重さを1.3kgとし、合計で約6kgです。

ちなみに、アメリカの研究では、背負う荷物の重さは一般的に体重の10%が望ましいとされています。小学1〜3年生の平均体重は約25kgなので、体重の10%以下と考えると約2.5kg以下が適切な重さです。

小学1年生で体重20kgの子が6kgのランドセル背負うということは、
体重60kgの成人が18kgの荷物を背負うのと同じようなイメージです。

お米で考えると重いような気もします。
2ℓのペットボトルなら9本分。
スクワットをするときに使う重たいバーの重さが20kg。

パーソナルトレーナー歴はそこそこ長い方ですが、スクワットバーを背負ってフラフラする健康的な人は見たことがありません。

体重60kgもない、割と小柄な私がしっかりトレーニングしていた頃は、80kgくらいでひょいひょいスクワットしてたので、日々元気にたくさん遊んでいる子なら、ランドセル症候群とは無縁な気もします。

同じ重さも軽く感じる

大事なことは、重さを感じさせないように背負うこと。

ポイントは2つです!

  • ランドセルが背中にフィットしているか
  • ベルトの長さは適切か

登山経験のある私からすると、ランドセルも登山用のバックパックのように腰で背負えたらいいのになと思います。

ランドセルではない学校もあるけれど、何でランドセルじゃないといけないんだろう???

解決法ありますか?

重さにフォーカスするなら、解決策は2つです。

  • 教科書は持ち運ばない(置き勉)
  • 安くて軽いだけのランドセルは選ばない(やはり老舗メーカーの高級ランドセルがよいのでは?)

置き勉については、学校によってルールが異なるようです。

もう1つの安くて軽いだけのランドセル(リュックも含め)は選ばないですが、軽量化にだけフォーカスするとどうなるか考えてみましょう。

<生地がペラペラ>
一見何の問題も無さそうですが、肩ストラップがペラペラだと、荷物の重さでストラップが肩にくい込んで痛みを感じやすいでしょう。
また、本体部分もペラペラの生地なら、教科書等の荷物を入れた際、形が崩れ、バランスがとりにくくなり、姿勢の歪みにも繋がるでしょう。
当然、壊れやすくもなります。

個人的な結論

たくさん遊ぼう!
たくさん走り回ろう!

これに尽きます。

実際、教科書のサイズは大きくなりページ数も増えているというのに、と思う方もいるでしょう。

でも、増えているのはそれだけではありません。

子どもの身長も体重も、一昔前と比べると増えています!

そして、これはたくさんの子どもと関わる仕事をしている私の肌感ですが、体力・運動能力はものすごーく低下しています(格差が大きい)。

パッと思いついた理由を挙げてみると、

  • ハイハイ期間の減少
  • バンボの影響
  • ストライダーで歩かなくなった
  • キックボードで走らなくなった
  • 公園の危険とされる遊具の減少
  • 舗装された平らな道だらけ
  • 木登りする木がない
  • 毎日習い事で遊ぶ時間がない
  • 何をしても「危ない」と止められる

つい先日、公園に全然人がいなくて淋しいと、ちびっ子クラスのお母さんが言っていました。

大人になって年齢を重ねれば重ねるほど、カラダが資本!という言葉が身に沁みます。

幼少期に十分遊ばなかった子が大人になったら、、、

ランドセル症候群や小学生の腰痛に根本から立ち向かうことが、長い人生を楽しく過ごす秘訣のような気がします。

おしまい。

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