スポーツを始める前に知っておきたい!やっておきたい!
コオーディネーショントレーニング。
リズムとチームプレーは結びつかないかもしれませんが、そんな方こそご覧ください♪
※前2回の記事をまだ見ていない方は、先にこちらをご覧ください。
それでは、8つのコオーディネーション能力(定位・反応・バランス・リズム化・分化・変換・連結・スピード)の内のリズム化について解説していきます!
音に合わせる!
みなさんは、リズムと聞いて何を思い浮かべますか?
音楽に合わせて踊ったり、テンポ良くドラムをたたく・ピアノを弾くなど、音楽絡みが多いのではないでしょうか。他にも、一定のリズムで走ったり、ドリブルしたり、ボートを漕いだりと、挙げればキリがありません。
自分にとって心地良いリズムで動いたり、何かに合わせてリズムをとることはもちろん大事なのですが、得意なリズムをマスターすることと同じくらいリズムを崩したり違うリズムを自由自在に操れたりすることも大切になります。
例えば、サッカーで相手がいつも同じリズムや速度でドリブルしていたら?カットするのは簡単ですよね。音楽がずっと一定のリズムだったら?ちょっと退屈になってしまうかもしれません。
緩急をつけることで、技術に幅が出てきます。
阿吽の呼吸
上記のような、ある一定のリズムが存在する一方で、スポーツ動作特有のリズムというものも存在します。
例えば、バレーボールの「レシーブ・トス・アタック」。この一連の流れは、チームによっても、メンバーによっても微妙に異なります。一連の攻撃(リズム)は、阿吽の呼吸と言い換えても良いかもしれません。
バスケットボールやサッカーの個人プレイの「ドリブルからのシュート」も同様です。自分の得意なワンパターンのリズムしか武器がなかったら?どんなに自信のあるテクニックも、すぐにディフェンスに対応されてしまいそうですよね。
技術的な練習をする前に
ここでお伝えしたいのは、リズムを鍛えると言っても、同じことばかりを繰り返し練習するのではなく、得意なリズムも苦手なリズムも、試合のように常に状況が変わる中でも対応できるように鍛えていこうよ!ということです。
というと、じゃあ、いろんなテンポでドリブルの練習をしてみる!という方も出てくるのですが、、、それが悪いというわけではなく、まずはドリブル関係なく、球技をしている人なら一旦ボールから離れてリズムのトレーニングをしても良いのではないでしょうか。
※ボールなしでできないことはボールありだともっとできないよ!
結論:技術(スキル)と能力を分けて考えよう
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