反復横とびの代わりに逆上がりでもヘディングでも側転でも何でも当てはまるのですが、何かを習得しようとする時、私たちは何度も繰り返し練習しますよね。もしかしたら、1時間も2時間も練習しているかもしれません。
でも、それって100回やればできるかというと、決してそうではないですよね。2時間練習し続ければできるなら、頑張ってやる意味もあるかもしれないけれど、何回やっても何時間やっても、できないものはできない。
なぜか?
美味しいカレー
反復横跳びは一旦忘れて、美味しいカレーを作るとします。
美味しいの定義はバラバラですが、
- 包丁裁きをプロ並みにしたところで、カレーは美味しくなりません
- 人参だけ拘っても、玉ねぎがイマイチだったら美味しくなりません
- 自分でブレンドしてスパイスカレーを作ろうと思って、何かが多すぎたり何かが少なすぎたりすれば、美味しいカレーになりません
何が言いたいかというと、全体のバランスが大事だよねってことです。
何か1つが突出して良くても、何かが足りなくても、美味しいカレーにはなりません。
何が足りない?
反復横跳びに必要な要素は何でしょう?
- リズミカルにステップを踏む
- 線と自分の距離感を把握する
- 切り替えを素早く行う など
いろいろありますが、カレーと同じように考えてみると、どれかが極端に苦手なのかもしれません。
反復横跳びに必要なコオーディネーション能力にムラがあれば、美味しい反復横跳びにはなりません。
コオーディネーション能力って何?と思った方は、こちらをご覧ください。
5回やって全然うまくいかないなら、一度立ち止まって何が足りないか考えよう!
反復練習が全てじゃないよ。
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