4年ぶりに行ってきました!
ドイツ・ライプツィヒ✈
コロナ前よりも街に活気があった気がします。
今回もライプツィヒ大学で講義を受けつつ、様々な施設を訪問させていただきました。
早速タイトルの結論ですが、本当です。
とあるバスケットボールクラブの話
ドイツを訪問するたびに、バスケに特化したコオーディネーショントレーニングを分かりやすく見せてくれる、とあるコーチ。
彼曰く、コロナ前までは個のスキルを重視したトレーニングをクラブで行っていたそうだ。
コロナ後、考え方を改め、より基礎的な(スキルじゃないよ)コオーディネーショントレーニングの割合を増やしたところ、選手のパフォーマンスが明らかに良い方へ変わったんだって。
そう話してくれたのは、U-15のトレーニング後。
U-15でも、まだまだ基礎コオーディネーションは必要!
というよりは、コオーディネーション理論によると、種目にもよるけど、1つの競技に絞るのは思春期後がオススメなのです。
まあ、実際はそーゆーわけにもいかないので、コーチが理解してトレーニングを進めていく必要があるんだけど。。。
理解はしていてもなかなか実行に移せないとか、そもそもそんなの知らないよというのが現実なんだと思う。
私の知る限り、日本では、今年全国大会に行ければいいとか、今日勝てればいいというチームもまだまだ多い。
技術は後からついてくる!
結論、スキル重視じゃない方がパフォーマンスは向上する!
特に高校生になるまでくらいは、スキルを磨くより様々な経験を積むことに重点を置こう。
雪や氷の上でまともに走れないのにスキーやスケートの練習だけしていれば上手くなるとは言えないし、土手でキャッチボールしたりストリートサッカーをしていた子の方が、整備されたグラウンドで自分の力を発揮しやすいだろう。鬼ごっこが得意な方が、バスケの試合でも活躍できるだろう。
お金さえあれば良い道具を使って良い環境で練習できる現代。
インターネット上で簡単に良い情報を得ることができる現代。
良い恩恵もたくさん受けているけれど、知らないうちに悪い結果の原因になっていることだってある。
そんな現代だからこそ、もう一度、何が必要で何が必要じゃないか考えることが大事なんだと思う。
スポーツ技術は後からついてくる!
でも、コオーディネーション能力は一定年齢を超えると後から劇的に伸びるということは少ない。
*大人になってもコオーディネーショントレーニングを取り入れれば少しは伸びるよ
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