コオーディネーション

「よーい・ドン!」~反応能力について解説~

オリンピックとコオーディネーショントレーニング

今年、TOKYOで開催されたオリンピックは日本人のメダルラッシュとなりました!

順位国・地域合計
アメリカ113
中国88
日本58

実は、ドイツ発祥のコオーディネーショントレーニングは、オリンピックと深い関係があるんです。

そもそもの始まりは、旧東ドイツ時代。オリンピックで金メダルを大量に獲得しよう!という国策からきています。

結果としては、狙っていた大会で、大国ソ連に続く第2位の金メダル獲得数という結果を残しています。
※出場選手数で見ると、実質1位

この、世界一になるための研究や実践から解き明かされたのがコオーディネーション理論・コオーディネーショントレーニングで、現在では、選手育成をはじめ、子供や高齢者の運動、障害を抱えた方の運動など幅広く応用されています。

過去記事で、運動神経の良し悪しのカギは遺伝ではなくコオーディネーション能力と呼ばれるものにあり、その中身についてお話してきました。全部で8つあるうちの定位能力、リズム化能力、分化能力については、これまでお話した通りです。

2つの「反応」

陸上の100m走やリレー、水泳など、タイムを競う競技では「はじめの反応」って、とても大事ですよね。スタートで出遅れたら、挽回するのは至難の業。

今回は、そんな反応についてお話していきます。なーんだ、簡単じゃん!と思った方もいるかもしれませんが、反応には大きく分けて2種類あるのをご存じですか?

1つは「よーいドン!」の合図に素早く反応するもの。音に反応したり、色に反応したり、単一の合図に反応するものです。

もう1つは、サッカーのPK(ゴールキーパーの立場)や野球のイレギュラーバウンド、バレーボールや卓球のネットインに対する反応などです。PKなら、左右どちらにボールがくるのかという選択肢がありますよね。飛んできたボールがどこに行くかわからない、複数の選択肢があるものです。

反応能力は、

  • 良いスタートを切って1歩リードするためにも
  • PKでナイスセーブするためにも
  • 瞬時に対応してナイスプレイを連発するためにも
  • ボクシングや柔道で相手の動きをかわし次のチャンスに繋げるためにも

様々なシーンで必要な能力になります。

だからといって、スタートの練習やPKの練習ばかりを繰り返すのが良いとは限りません。

スポーツをはじめる以前の幼少期に、鬼ごっこをしたりモグラたたきのようなゲームをしたりして、その土台を作っておくことがとても大切になります。

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