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スポーツドリンクがカラダに良いと思っている人は要注意⚠

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「今日は暑いからスポーツドリンクなの~」

クラスでもたまに耳にしますが、スポーツドリンクってカラダに良いんでしたっけ?

結論、多くの方は何の疑いもなく良いものと認識しているようです。

しかし、それは大間違い!

良かれと思ってがぶ飲みしていると取り返しのつかないことにもなるので、くれぐれも注意してください!!!

水分補給はスポーツドリンクと思っている人へ。

大企業はマーケティング上手。

水分補給がメジャーになったのは、ニューヨークシティマラソン(1970)を機に起こったジョギングブームと言われている。この頃、飲料メーカー各社はこぞってスポーツドリンクを発売した。

2014年度のニューヨークシティマラソンでは、ボランティアがランナーたちに手渡しただけでも、32,000ガロン(約121,000ℓ)ものスポーツ飲料が消費されたそうだ。
*水は62,000ガロン(約235,000ℓ)

ポカ〇スエットというネーミングや、爽やかでイメージの良いCMが、
スポーツドリンク=カラダに良いもの・必要なもの
というイメージを、私たちに強烈に植え付けている。
*だって儲かるんだもん
*儲けることが悪とは言っていない

ちなみに、世界シェアNo.1(2016)のゲータレードの初期・試験製造費用は28ポンド。それが、2015年末の段階でUKだけでも約2億6000万ポンド/年もの売り上げを作ったんだって。

スポーツドリンクの主要成分は砂糖。

スポーツドリンクの代表とも言えるのは、ポ〇リスエット。

「点滴とほぼ同じ成分なんだって~」という噂を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

いかにも暑さで弱ったカラダに良さそうですが、中身の多くは砂糖です。

スポーツドリンク500ml当たりには、何と、砂糖が約20gも含まれているんです。
*清涼飲料水や甘くて美味しい炭酸飲料には30~50gも含まれているよ

WHO(世界保健機関)によると、「成人の1日あたりの砂糖摂取量は25g程度までが望ましい」とのこと。ちなみに、日本では、砂糖の1日の摂取目標は成人男性8.0g、女性では7.0gとされています。

仮にダイエット目的で一生懸命走っている人が良かれと思ってスポーツドリンクで水分補給をしていたら、一体何のために走っているのかわかりません。

ジュースよりはマシかと思ってスポーツドリンクばかり飲んでいたらあっという間に太ってしまったなんて話もよき聞きます。

さらには、子供の場合は過剰摂取もいいとこです。

何より一番恐ろしいのは、がぶ飲みすると急性の糖尿病になる可能性が高いということ。
*通称「ペットボトル症候群」または「ソフトドリンクケトーシス」

その症状は、喉の渇き、倦怠感、イライラ感、尿量増加、体重減少などです。
*特別自覚症状もなしに突然意識を失うこともあるらしい

これでは本末転倒です。
*命にかかわる危険性・大

WHO(世界保健機関)では、糖の摂取量を1日の摂取カロリーの10%未満にするよう推奨しており、5%未満(約25g相当)に保てば健康効果が増大すると発表しているよ。
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適切な水分補給をするために。

良くないのは過剰摂取。

スポーツドリンクで水分補給をする場合は、2~3倍に薄めて飲むことをオススメします。それが面倒なら、そもそも糖分の入っていない水や麦茶を飲むことですね~。

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おまけ

喉が渇いてスポーツドリンクを飲んで、さらに渇いてスポーツドリンクを飲んで、、、

という負のスパイラルに陥れば、最悪の場合、意識障害が起きることは書きましたが、そこまでいかなくても、「虫歯」の原因にもなったりします。

特に長時間の試合では、スポーツドリンク・クエン酸・アミノ酸、さん・サン・酸で、口内は酸性状態。唾液の分泌が減り、酸を中和することもできないので、バイキンマンにとっては最高の環境です。

1口スポーツドリンクを飲んだら、3口お水を飲もう!!

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