ある暑い日。
「熱中症にならないように塩分チャージした!」という保育園児。
よく知ってるね!と感心する一方で、溢れる情報を鵜呑みにしてしまう恐ろしさも感じてしまいます。
*良い情報も悪い情報も出回っている現代
今回は、塩分補給についてのお話しです。
*このブログの情報も鵜呑みにしないでね
*自分で調べたり考えたりすることが大事
熱中症
暑くなってくると、街中でも「熱中症対策!」の文字をよく見かけます。
*暑くなる前から順応できるようにすることが大事!
熱中症は、高温で風通しの悪い状況に長時間いることなどで、ヒトの体温調節機能がうまく働かなくなり、カラダに熱がこもった状態を指します。
*室内だからと油断するべからず
症状としては、一般的にめまい、頭痛、吐き気、けいれん、運動障害などが挙げられます。
*対処法はとにかく冷やす!!!
熱中症予防
熱中症の予防方法は、主に3つ。
- 暑さ対策
- 水分補給
- カラダ作り
です。
暑さ対策
暑さ対策の具体例は以下の通りです。
屋外・・・帽子をかぶる、日陰を歩く、速乾性・吸湿性に優れた服を着るなど
室内・・・エアコンや扇風機で温度・湿度を調整する、すだれを利用するなど
水分補給
のどが渇いた!と感じる前からこまめに水分補給。
*ミネラル補給も忘れずに
カラダ作り
暑くなる前から汗をかくような運動を日常的に行う。
と、一般的にはこんな感じなのですが、今回は「水分補給」について深掘っていきます。
熱中症対策欠かせない水分補給!ミネラル補給!!
熱中症対策にこまめな水分補給は誰もが意識するところ。
でも、その内容は様々です。
お水の人もいればスポーツドリンクに麦茶、ジュースという人もいるかもしれません。
よく言われるのが、お水だけじゃなくて「塩」も一緒に摂った方がいいよとか、ミネラルも一緒に摂った方がいいよということ。
その理由は、汗の正体が99%の水分とその他(微量のナトリウム、カリウム、カルシウム、
マグネシウムなどのミネラル(0.5%程度)とタンパク質など)だから。
ちなみに、その他の内訳の内、一番多く含まれているのがナトリウム(塩分)です。
やっぱり王道のスポーツドリンクがいいの?
やっぱり水分補給と言ったらスポーツドリンクでしょ!と思いがちですが、個人的にはオススメしていません。
スポーツドリンクと言えば、必ず名前が出てくるであろうポ〇〇スエット。実は、原材料で一番多く含まれているのは「砂糖」です。
もし飲むのであれば、お水で3倍に薄めたものを推奨します。
麦茶で有名な伊〇園の「健康ミネラル麦茶」はどうでしょう??
伊藤園のHPによると、健康ミネラル麦茶 PET 650ml 1本当たりの栄養成分は以下の通りです。
エネルギー | 0kcal |
---|---|
たんぱく質 | 0g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 0g |
ナトリウム | – |
- その他の栄養成分
- 食塩相当量 0.2g、マグネシウム 3mg、亜鉛 0~0.07mg、カリウム 78mg、リン 8mg、マンガン 0~0.07mg、カフェイン 0mg
*「0」表示については、最小表示の基準があるのでこちらをご確認ください
肝心なナトリウムは含まれていないようですが、麦茶は水分補給にオススメです!!
大好きなジュースや紅茶、コーヒーは?
嗜好品として飲むなら、好きにすればっ!(オススメはしません)ですが、水分補給としては問題外ですね。
*私はコーヒー毎日飲んでます
*コーラも飲みたくなったら飲みます
水!
個人的には一番オススメです。
理由は、汗の99%が水だから。
ナトリウムをはじめ、他は普段の食事やおやつで摂ればいいと思っているからです。
食事の話をしていく前に、冒頭の「塩分チャージ タブレッツ」についてお話していきます。
塩分チャージ タブレッツ
結論、不要です。
*個人的な意見
ただし、重度の熱中症の際は歯ぐきと唇の間にタブレットを差し込んで栄養補給することをオススメします。
KabayaのHPによると、塩分チャージ タブレッツ の原材料で一番多く含まれているのは「砂糖」です。
*清涼菓子と分類しているだけあるね
そう、あの恐ろしい白い粉「砂糖」です。
良かれと思って摂っていたものが、実は糖尿病の原因になっていたなんてことになったら、後悔してもしきれません。
ここで言いたいのは、オススメしないものが悪という訳ではなく、日常的に摂取するなら別のものの方がいいと思うよ!ということです。
*自分で判断してね
それは一体何なのか?
普段の食事で塩分補給
塩分摂りすぎと心配される日本人に、食事で塩分補給しよう!というのはどうかと思いますが、塩分摂取量も人それぞれだと思うので、一応紹介していきます。
*カリウムも大事だよ
*ナトリウムとカリウムを含めた13種のミネラル全て大事だよ
■夏野菜・・・トマト、きゅうり、枝豆、スイカなどお塩をプラスして
■お味噌汁・・ナトリウムをはじめミネラルたっぷり。夏は「冷や汁」という地域も多いですね。
■梅干・・・・梅に含まれるクエン酸は疲労回復の強い味方
■塩こんぶ・・おにぎりにしても良し、サラダやうどんにプラスしても良し。
個人的には「〇〇っ子」より「くらこん」がオススメ。
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