クラスでたまにラダーを出すと、
「それサッカーでやったことあるー」
「学校でやったー」
という声が出てくる出てくる♪
KTラボ運動教室では、ラダートレーニングをしたことがある多くの人が思い描くようなトレーニングは行ないません。
ラダーは鬼ごっこと同じ位置づけで、繰り返し練習するものではないからです。
「え?一生懸命練習しちゃいけないの?」
と疑問に思った方は要注意⚠
今回は、多くの人が陥りがちなラダートレーニングの思い込みについてお話していきます。
ラダーを一生懸命練習すればするほどサッカーが下手になる?!
*ここでは例としてサッカーを挙げますが、野球でもバスケでも他のスポーツでも同じです。
皆さんは、何のためにラダーを練習の1つとして取り入れていますか?
ラダーのステップが上手くなるため!!!
ではないですよね。
恐らく、サッカーが上手くなるためとか、もっと足が速くなるようにといった理由ではないでしょうか。
私がラダーを取り入れる目的の1つに、子どもたちが中学生・高校生・社会人になってスポーツに取り組む際、比較的容易にそのスポーツのスキルを習得することができるようにというものがあります。
いわゆる運動神経が良い子というのは、いとも簡単そうに何でもこなします。
それは、引き出し(経験)が多く、それをするのに必要なものを引き出しから素早く取り出し・組み合わせ、運動として表現できるから。
決してラダーのステップが上手になったからサッカーも上手になるというものではありません。
コオーディネーショントレーニングは子どもだけじゃなくて大人にも必要なもの!
運動能力が高まるコオーディネーショントレーニング。
理想は生まれた瞬間から神経系がグングン発達する6歳ころまで集中して行うことがベストですが、そこでおしまいでもなければ、小学生以上の人たちに必要のないものでもありません。
*コオーディネーショントレーニングっていきなり言われても何のことかわからないよ
と思った方は、下記の記事をご覧ください。
・【必見】運動能力はこうして育まれる!
・コオーディネーショントレーニングって何ですか?
■大人にもコオーディネーショントレーニングが必要な理由
それは、スポーツスキルの練習をいくらがんばっても、引き出し不足・土台不足では技術の上達は難しいから。
サッカーやテニス、ゴルフなど、がんばって練習してるのに思ったほど上達しないと感じるのは、私だけではないハズ。
それだけならまだしも、練習して練習して練習した結果、スランプに陥ったという話も珍しくありません。
でも、どうすればいいかわからないから、とりあえず練習してみたりフォームを変えてみたりリフティングを毎日何百回とやってみたり、道具を変えてみたり、試行錯誤を繰り返しているのではないでしょうか。
本質は、どんなスポーツでもどんな道具でもどんなスキルでも扱える自分になるということのはずなのに。
勘違いしてはいけないのは、
あの人は〇〇が上手!
だから何でも器用にこなす。
のではなく、
何でも器用にこなすだけの能力がこれまでの人生で培われてきたからこそ、〇〇も上手!
なのではないでしょうか。
結論
子どもも大人も、スポーツをしていない人もアスリートも、高齢者も、8つのコオーディネーショントレーニング能力を満遍なく高めていこう!
8つのコオーディネーション能力とは?
KTラボ運動教室HPをご確認ください。
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